定額給付金の使い道はマイクロファイナンスに決定
定額給付金が迷走していますが、我が家では既にどう使うかを検討。熟慮に熟慮を重ね(嘘です、5分ぐらい考えて)マイクロファイナンスに資金提供することに。
米国のNPOであるKIVAが提供する仕組みは、途上国のマイクロファイナンス金融機関と先進国の小口資金を結びつける。資金を必要としている人たちが写真入りで、資金の目的を説明しているので、その中から選んで資金を提供するというもの。
マイクロファイナンスについては多種多様な取り組みがあって、中には高利貸しのようなものもあるようです。といってもまずは参加してどのようなものか見てみたいということで、定額給付金を先取りして(とらぬ狸状態ですが)実行。
資金を求めている人たちは、鶏を育てるとか、店を拡張するとかで、1000米ドルから3000米ドルぐらいの少額の資金を探しているのが普通です。そして、資金提供は25米ドルからできますので、こちらからみれば一回の飲み代よりも少額。円高も効果あるし。
KIVAのホームページに載っている資金を必要とする人たちの中で、今回は多少なじみのあるアジア地域の中から、カンボジアの農家、ベトナムの田舎の商店、アゼルバイジャンの運搬屋の三つを選び、それぞれに50ドルを提供。われながらせこい、せめて100ドルぐらいをと思ったが、数多くしたいということで合計150ドル。
支払はPayPalというこれもインターネット上の送金システムを利用。PayPalはクレジットカード情報を入れると、インターネットでの買い物などに、クレジットカード情報を相手に開示しないまま支払ができるというものです。 PayPalは日本語のページもあって、無料の入会手続きに2分ぐらい。
KIVAの方は、英語のページになりますが、これも簡単に入会。資金提供先を選んでPayPal支払をすれば、1分程度で完了。
KIVAの仕組みでは資金提供者に利息はつかず、元金が戻ってくるのみ。返済もPaypalを通じてになります。
また、資金提供のときにその資金の一割をKIVAの作業支援として寄付をしてください、との要請がでる。これは No, thanks と断ることもできるのだが、今回はこの仕組みを提供してくれたことに感謝して喜んで寄付。
さて、デフォルト率はどの程度なのか。一般にマイクロファイナンスの返済は良好で、KIVAの今までのところの実績では2-3%台のデフォルト率と言われており、優良債権です。資金に利息がつかないので目減りしていきますが、それでも、今後返済された資金は別のプロジェクトに提供していくつもりです。
返済についてKIVAが保証するわけではないので、お金を出した各自の責任です。中には、強盗にあって債務者も夜逃げ、とか、詐欺に近いものが紛れ込んでいたりで、資金提供は少額分散がおすすめなのでしょう。
定額給付金の使い方として、日本の内需に結びつかないので目的からはずれますが、「情けは人のためならず」、まわりまわって20年後ぐらいには日本の外需に結びつくかもしれないし。
だいたい、マイクロファイナンスは「情け」とか慈善ではなく、ビジネスとして成り立つもの。今回の仕組みでは資金を提供する側に利息がつかないので、この利息分だけがチャリティになる。
今回試してみて、入会手続きに合計5分、プロジェクトを選んで送金するまでに3分程度と実に簡便。こんなにも小口の資金貸借を透明性を確保して実現するインターネットの利便性を実感。特にKIVAのホームページは単純な情報提供なのですが、うまくできていて金を出したいという意欲をそそる。
資金を受ける側では当然利息を、しかも小口金融なので結構高い利息を、払います。 それでも、それぞれのプロジェクトの説明を読んでいると、なんか、ほのぼのとしてきて、あちこちに金を出したい気分が盛り上がります。二人分の定額給付金の範囲内にする、というような制限を課して歯止めを作っておかねば、25ドルのボタンをクリックしまくりになりかねない。
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コメント
給付金を貰ったら、どういう風に使おうかと思っていますが。
マイクロファイナンスへの出資も面白そうですね。
一部の閣僚は、これをタネ銭にてして、もっと使えと言い始めて
います。 が、先が見えない時に、それを勧める閣僚、国民の気持ちが読めない、又読めても自分の次の選挙のことしか、頭にないということですねか。 この永田町への小さな、小さな抵抗・抗議として、多くも国民が、給付金をマイクロファイナンスに出資すると、政府、自民党+公明党、はたまた、マスコミがどういう反応をしめすか、楽しみですね。
投稿: 我孫子の穿天楊 | 2009年1月12日 (月) 10時22分